鹿児島県:飛行機輪行で名古屋から帰省旅編

飛行機輪行で鹿児島帰省旅 鹿児島県

まずは空港から10km少しでたどり着く「山田の凱旋門」。かつてこのあたり一帯の山田村から日露戦争に出征した人たちの帰還を記念して終戦時に建てられたもの。「大国ロシアに勝利した」という人々の熱狂の中、帰還兵たちは郷土の誉れとしてここで盛大に迎え入れられたのでしょう。当時のものとしては浜松とここで現存2つだけだそう。登録有形文化財。

山田の凱旋門から程なく蒲生の街へ。蒲生といえば「蒲生の大楠」。幹周り24m、根回り33.5m、高さ30m、樹齢1500年。クスノキとしてはもとより、国内最大の巨木だそう。ここ、たぶんトトロ住んでるよね?

蒲生の武家屋敷通りを抜け、Strava鹿児島クラスタでよく見かけていたベーカリー「チャタ」で補給。カレーパン、塩パン、クランベリーパン。おいしくて名古屋のパン屋さんより100円安い感じ。温かいコーヒーが体に染みた〜。

チャタを出るとそのまま鹿児島市内まで南下したのですが、途中ちょっとした出会い。対向を走ってきたローディーさんが「仲間に入っていいですか〜」と合流。え〜?鹿児島ってそんなこと普通なの?フレンドリーだなー、おもしろー。と、しばらく3人で鹿児島市内まで南下。ふだんソロでしか走らない自分にとって二人で走ることすら珍しいのに三人なんて激レアレベル。話をしてみるとまたびっくり、同じ高校出身で学年こそ違うけど同時期に在校していたひとつ上の先輩でした。奇遇。
桜島フェリー乗り場まで案内してもらい、Stravaのフォローを約束して別れました。そしてフェリーへ乗船、桜島に渡ります。鹿児島市側からは係員に従って自動車と同じ乗船口から自転車でそのまま乗り込みます。基地を進んでる感あって楽しい。料金は降りてから桜島側で払うシステム。桜島までわずか15分の船旅、その間に船内の売店でうどんを注文、急いですすります。

自転車のまま船へ乗船!
車と同じデッキに駐輪。
簡素なうどんだけどフェリーの定番!

船上からみえる桜島。桜島を見ると鹿児島に帰ってきたなぁと実感します。対岸に船がつくと、車が先にはけてから自転車は最後に下船。降りた先に料金所があり、係員に現金で支払いました。自転車込みで330円。お安い。

桜島の溶岩道路を走行して大隅半島側へ。いつ見ても間近の桜島は迫力があります。噴火しないかなぁとちょっと期待もしたり。

大隅半島へ渡った後「道の駅たるみず」に立ち寄って足湯!冷えた足先がじんわ〜り。火山の恩恵、温泉で温まります。ふくらはぎの乳酸もすっかり消え去りリフレッシュ、実家まで残り50kmを軽快に走れそう。一緒に走ってきた友人とはここでお別れ、それぞれの家へ向かいます。

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