岐阜県:水の郷、郡上八幡編 その2

岐阜県

水の郷、郡上八幡の水を飲みに④
郡上の古いまちなみ。夏飾りの折り鶴、せせらぐ水路、入りくんだ路地。完全に観光客向けって感じじゃなくて、ここで暮らしてる人たちの生活感も垣間見える。初めて訪れたのに自分も住んでる感するふしぎ。

町の中を抜ける「いがわこみち」。人がすれ違うのがやっとの小さい路地。自転車は撮影だけ。水路には鯉とアマゴが泳いでました。

新町通りの商店街。フラフラとなん往復もしてしまいました。

一本入ったところの路地がまた良い。生活がある。


水の郷、郡上八幡の水を飲みに⑤
今回ぜひともチャレンジしたかったのが郡上八幡城へのつづら坂クライム。STRAVAのセグメントを見ると平均斜度10%超えですが距離が1km未満なので勢いでいけるのでは、と。んがしかし距離が短くても15%超え頻出でキツイ!ヘアピンカーブをハァハァ10回数えて頂上のお城。心拍バクバク。歩きで登る観光客の「ここをのぼるの?すごい!」の声が後押ししてくれました。

※この下の写真は城を下りた後であらためてもう一度ちょっとのぼり、いい感じのつづら折りカーブで撮ったものです。

郡上八幡城、廃藩置県で取り壊されるも、昭和8年に木造で再建され、木造の模擬天守としては最古の貴重な建築だそう。良き佇まい。(入館料をケチって中には入りませんでした。^^;)


水の郷、郡上八幡の水を飲みに⑥
日本の名水百選の第一号に指定された郡上八幡の「宗祇水(そうぎすい)」。周辺の鍾乳洞の石灰岩に浸透、濾過されて湧出する水らしいです。その名水を一口飲んでみたい、それが今回のライドの目的。

安養寺の脇の細い小路にあった水汲み場でその天然水を補給しました。なんだろうこの水、口に含んだ瞬間あきらかに違う。やわらかい口当たりでスーッと喉を通っていく感じで軽やか。からだが美味しいといってるようです。地元の人もペットボトルたくさん持ってきて詰めていました。皆さんに習って水を頂いた後に感謝のお賽銭を少し。。おいしい水と暮らせるなんてうらやましいです。

名水に指定されている宗祇水の湧き水はまた少し離れた場所でしたが、同じ水質なら空いているこちらの水汲み場でも充分です。思ってた以上の水に満足しました。


水の郷、郡上八幡の水を飲みに⑦
夏の郡上八幡の風物詩として子供達が橋から川に飛び込んで遊ぶ映像を見たことがありますが、実際その場に立ってみるととてもじゃないけど無理。。こんなところからよく飛び込めるな、と。

川べりの崖にせり立つ3〜4階建ての崖家造りも風情があります。橋の注意看板が興味深くて「飛び込むな」とは言ってない感じ。何でもかんでも禁止とするんじゃなくて安全を確保しつつ気をつけてやんなさいよってスタンス、好感がもてます。

八幡町にはいたるところにせせらぎがあり、耳から涼しい水の郷、癒やされます。夏の盛りに再訪してみたいです。

お土産に和菓子屋中庄で「清流のしずく」を購入。郡上八幡のおいしい水をそのまま涼やかなゼリーにしたものです。

補給食に団子茶屋でみたらし買って立ち食い。焼きたて。美味くないわけがない。たっぷり2時間くらい八幡町に滞在しました。

古い町並みの保存からか新町通りにはコンビニは有りませんでした。町外れにあったローソンでご当地おにぎり。カロリー入れて帰途につきます。


水の郷、郡上八幡の水を飲みに⑧
往路と同じ道を下っての帰り道。長良川や田園の風景が気持ちいいです。川の流れに沿ってほぼ緩い下り基調、軽快に進みます。

このツインアーチは長良川を渡る東海北陸自動車道の上下線ですね。

美濃市まで下りきると、100年以上前に作られた吊橋「美濃橋」。現存する日本最古の近代吊橋で、土木遺産、重要文化財となっています。

長良川沿いに走れば岐阜市内に出るだろうと適当に走ってたら、なんやら薄暗い鬱蒼とした細道に入り込んでしまいましたが、ちゃんと抜け出ることができました。金の信長像が立つ岐阜駅に着いたのは18:00ごろ。当初は岐阜発着の輪行予定でしたが、今回スタートから輪行をしくじったため自分への戒め?にこのまま自走で名古屋まで走ることに。日が長く、まだ暑さも厳しくないのでロングライドにはいい季節ですし。

木曽川を越え、名古屋に入る頃には暗くなってしまいました。自宅のグランパスくん自販機についたのは20:00すぎ。走行距離183km、旅情たっぷりだった郡上ライド、満足しました。

お土産の「清流のしずく」。つまようじでプチンと割るとぷるっぷる。郡上の美味しい湧き水そのままの清廉さをいただきました。

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