広島県:今治→しまなみ海道で尾道へ

広島県

2022年8月29日(月)3日目 
愛媛県松山市→今治市まで自転車

しまなみ海道を渡って広島県尾道市へ
新尾道駅から名古屋駅まで新幹線輪行

鹿児島の実家から名古屋の自宅までの戻り旅3日目、松山から今治まで40kmほど移動してやってきたのは、しまなみ海道。愛媛〜広島の間、瀬戸内海に浮かぶ島々にかかる橋を渡る70kmほどのルート。初しまなみ街道。

言わずもがなサイクルツーリズムのさきがけ。自転車乗りだけでなくシニア〜ファミリー層まで幅広い人達がサイクリングを楽しめるよう整備された環境は、ほかのナショナルサイクルルートより抜きん出てた。

まず来島海峡大橋へのアプローチ。高さのある橋、当然そこまでそれなりにのぼっていかなくちゃいけないのだけど、専用道が勾配がキツくならないようぐるりぐるりと迂回しながらもうけてあった。やさしい。

橋の上も当然ながら車道と完全分離の専用道、幅も充分で安心安全。レンタサイクルで楽しむ観光客、ファミリーと何組もすれ違った。ただ自分の場合、重めの高所恐怖症なので橋の上はずーっと緊張感。坂でもないのに心拍上がりっぱなし。ゆっくり景色を楽しむよりも早く渡りきりたい一心。。。

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インスタでもよく流れてくるSHIMANAMIモニュメント。
今治から来島海峡大橋を渡った先、道の駅の“みきゃん”のパネルのところで「そういえばあの定番のモニュメントはどこにあるんだろう?」とマップ調べたら、渡ってきた橋の手前の今治側にあるではないか。。もう一度来島海峡大橋を高所恐怖症発動しながら戻り撮った、という徒労スナップ。

来島海峡大橋から大島に渡った次は伯方・大島大橋で伯方島。は・か・た・の・塩♪のルーツだけど今はここで作られてるわけではないそうだ。道の駅で愛媛みかんの練乳アイス、体に沁みた。

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ここもまたインスタTLによく流れてくる、しまなみ海道“サイクリストの聖地碑”。居合わせた他の自転車乗りさんと撮り合いこ。

大三島橋、多々羅大橋を越えるとここからは広島県尾道市となり、一面の果樹園。国産レモン発祥の地、瀬戸内レモンの一大生産地。地名も「レモン谷」とあった。怪獣レモンもいた。

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まさに空中回廊。因島に渡る生口(いくち)橋は見晴らしの良い橋上の専用道、そして尾道へ向かうしまなみ最後の因島大橋はなんと自動車道の直下、橋の腹部に自転車道が設けてあった。これまでの橋に比べて海をより眼下に感じられる空中の道。高所恐怖症には一段と心拍上がる道だけど、楽しい道。

因島大橋を渡りおりると向島。それにしても各橋とも上り下りアプローチは専用道が設けてあって快適明快。

向島を海沿いにぐるりと向こうにまわれば尾道の街。自分にとっての夏のコンビニ補給食定番、チョコモナカジャンボ(またはバニラモナカジャンボ)食べてもうひと頑張り。

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向島の海沿い道。傾いてきた陽の光でキラキラする瀬戸内の海を眺めながら走るの気持ちよかった。

島から本土の尾道市街に渡る渡船乗り場。係のおじさんが乗客ひとりひとりに声掛け。顔なじみらしい通学の高校生に「おかえり」、高校生も「お願いします」と返す。僕も「おつかれさん」て声かけられた。
地元では日常風景かもしれないけど、なんかいい時間。昔、映画「さびしんぼう」で見た風景のような。夕暮れ時、5分程度の船旅。

少し内陸にある新尾道駅まで移動し、特大荷物スペース付き指定席をとって新幹線輪行で名古屋へ。ほんの2時間で到着。新幹線は地上の飛行機だ。
名古屋で夜ご飯に入ったガストでは初めて猫ロボに配膳してもらった。これにて鹿児島→名古屋への戻り旅Fin。

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