2023年8月19日(土)
- 中部国際空港(セントレア)→鹿児島空港へ飛行機輪行
- 鹿児島空港スタート→鹿児島市→桜島→大隅半島の実家へ
名古屋の自宅から鹿児島の実家へ自転車とともに帰省です。セントレアからの飛行機輪行を伴っての帰省も過去に数回経験済みなのでだいぶ慣れてきました。
今回もスカイマークの「たす得」チケット。格安ながら予約変更OKなチケットなので天気次第では日程変更にも対応可。自転車輪行には心強い味方。
ただし朝8:05発の飛行機。余裕を持ってセントレアに着いておきたいので早朝の電車で向かう必要あり。5:36発の名鉄に乗るため妻さんには5:00起きで協力してもらい車で名古屋駅まで送ってもらいました。感謝。
今回もいつもの自転車旅同様、サイクルウェア上下に下は短パンはいて、ビンディングシューズにクリートカバーという短パン脱いだらすぐにでも乗れる格好での移動。なるべく荷物は少なめです。
なぜか飛行機輪行バックのファスナーがなかなか締まらない、。その原因は半年前にリアディレイラーをロングゲージに替えたから、と気づく。。(無理矢理締めた)
スカイマークのチェックインカウンターで自転車を預けます。ジェットスターなどほかのLCCだと別料金になることもあるのですが、スカイマークは込み込み。ありがたいです。
飛行機に預ける際は空気圧を下げておかないと気圧の低下で膨らんで破裂などのトラブルに繋がりかねない、といわれています。ただ自分の場合はチューブレスで普段から低圧5bar程度で運用してるので、そのまま預けました。(結果、問題なし)
CO2ボンベやバッテリー類を入れてのお預けはNGです。もし変速が電動の場合は特に留意が必要でしょうね。。以前、パンク修復剤の小さなスプレー缶没収という憂き目をみたこともありました。。
鹿児島空港についたら曇天グレー。輪行解除し組み立て。鹿児島空港には輪行作業用のスペースが設けてあるのでありがたいです。
カラとなった輪行バッグは空港の宅急便カウンターから実家に送ってしまいます。持って(背負って?)長距離は走れませんからね。。(←フラグ。帰省復路で実家→空港まで背負って走ることになるとはこの時まだ知る由もなかった。。※復路の記事はこちら)
9:30頃に飛行機が着いてからなんやかんやで実際自転車でスタートしたのは10:15ごろでした。
空港坂降りる途中の桜島も雲にお隠れ。こっから自走で大隅半島の実家まで走ります。100kmくらいかな。
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鹿児島空港のある山の上から降りてきて霧島市の隼人塚。かつて大和朝廷に抗った隼人族を鎮める塚、と教えられてたけど、あらためて解説調べたら近年の研究では平安時代のお寺の石塔説が有力らしい。歴史の教科書は変わるものよね。。
江戸中期に掘られた用水トンネル「内山田の鼻んす」。
「鼻んす」とは鹿児島弁で「鼻の穴」。まさしく見たままにユニークだが、ひとつの広いトンネルだと崩落するので小さめの2つの穴を掘って水量を確保した、当時の土木技術を計り知ることのできる貴重なトンネルだそう。。
姶良橋。昭和初期に作られたコンクリート橋としては橋長150m級は長大な規模だそう。
欄干には三ツ矢マーク?調べたら背後にある五老峯に合わせて「山」の字を意匠化したものだそう。
土木学会選奨土木遺産となっていて、Google Mapの行ってみたい場所リストに入れてた橋。
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海沿いの国道10号線を走って鹿児島市街地に入る手前、老舗のぢゃんぼ餅平田屋に昨年に続き再訪。
2本の棒に挿して焼いてあるので「2」→中国読みで「ぢゃん」「棒」餅。ジャンボではなくて。
縁側で海を眺めながらのんびりいただく。この甘ダレが美味くて棒でかき集め平らげちゃう。タレだけでも売って欲しいレベル。
平田屋近辺には他にもぢゃんぼ餅のお店が数店。他の店も味わってみたいものです。
鹿児島市の石橋記念公園。30年前の8.6水害で流出した鹿児島市内の石橋を復元保存してある公園。江戸後期につくられた当時の石工技術力の高さが伺える立派な橋。
フェリーに乗り込み対岸の桜島へ。鹿児島空港を出たときの曇天もすっかりいい天気に。桜島は雲か水蒸気かをかぶってる。
鹿児島市側からは誘導に従ってそのままフェリーに乗り込み約15分で桜島に到着。また誘導に従って降りて進んだ先に料金所、自転車+人で330円。逆に桜島→鹿児島市に渡る場合は先に料金所を通過して支払うことになります。
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フェリーで桜島に渡って、アコウの生い茂る海沿い道を走行。この南国感、いいよね。。
地元フルーツのジェラート店「LAPITA」。すぐ溶けちゃうから急いで食べないと。
桜島アラウンドandアップダウン。海沿いはのんびり平坦イメージあるかもしれないけど、けっこうアップダウンがある。夏場の上りはホントきつい。。
大正の大噴火で埋まった黒神の埋没鳥居。それまでカルデラの島だった桜島だったけど、流出した熔岩で大隅半島と陸続きになったという大噴火。祖母が子供の頃に覚えてる出来事として話を聞いたことあるわ。。
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桜島から陸続きの大隅半島に渡り垂水市。いつも立ち止まる秘密の(秘密じゃないけど)桜島ビューポイントでひと休み。
錦江湾沿いに鹿屋市へ向けて南下。景色のいい海沿い、交通量もさほど多くなく走りやすい。
18:30ごろ実家についたら即、約束してたいつものジモトモ三人会に駆けつけ生ビール!たまらん。この日はこの一杯のために走ったようなもの。Fin。
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名古屋→鹿児島への飛行機輪行については以前の記事でも書いてます。参考までに。。