島根県:【1日目】世界遺産の石見銀山へ

島根自転車旅 島根県

2025年6月7日(土)

  • 名古屋の自宅→県営小牧空港へ自走
  • FDAのスポーツバイク搭載サービスを利用して島根縁結び空港へ

全県走行クエスト、しばらくお休みしていました。家族の病気と手術、回復リハビリに寄り添う日々が2年ほど続きましたが、なんとか日常生活を送れるようになったので再開です。

今回の島根・鳥取旅、実は半年前から3回も天候不良でキャンセル・延期を繰り返し、4回目にしてようやくスタートできた次第。
利用した飛行機はFDA(フジドリームエアラインズ)。予約変更できるチケットにしておいたので問題なかったのですが、これいったい何回まで便変更できたのだろう?

県営小牧空港でバイクケースをレンタル、自転車収納

さて今回は2泊3日で島根と鳥取の一部をまわる旅程。FDA(フジドリームエアラインズ)のスポーツバイク搭載サービスを初利用しました。
早朝、自宅から小牧空港へ自走で5:30前に乗り付け。ただ空港建物は6:00にならないと開かないようで待ちぼうけ。

バイクケースは搭乗チェックイン後に係員に予約していたと伝えると奥から出してきてくれた。それを建物外に停めておいた自転車のところにもっていき、収納作業。
まぁバイクケースと入ってもプラ段ボールで作られた簡素な箱。それでも飛行機輪行バッグいらずで無料サービスなのは身軽だし便利だしめちゃくちゃありがたい(事前に電話での予約が必要)。
念の為リアのエンド金具、チェーンカバー、スプロケカバーは普段の輪行同様に装着。フレームをボックスに収めたあと、ホイールを入れ込むポジションに手間取ったけどどうにかこうにか。一応、フレームとホイールはベルトで固定。

収納したバイクケースは預け荷物の検査へ(引きずって)運び、無事お預け。こういう自転車搭載サービスが航空会社として用意されているのは嬉しいし、今後も積極的に使っていきたい。使われないと需要がないと判断されてサービス終わってしまうかもしれないしね。。

飛行機は小牧を離陸して琵琶湖、京都の山岳エリアを眼下に。あれが大山か!と眺めているうちに出雲縁結び空港へ降下。1時間もかかってないのでは?くらいの。

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出雲縁結び空港からスタート

島根の出雲縁結び空港に到着。預け荷物受取所でバイクケースを受け取ったら一旦建物外へ(引きずって)移動、作業できそうな場所を見つけてバイクケースからアンボックス。大事に運ばれたようで特に問題もなく、普段の輪行同様に組み立て。

あらかじめサイコンに入れていたルートをスタートさせ、出雲の空港から西へ。目指すは世界遺産の石見銀山。
はじめての山陰、はじめての島根、目に入ってくるものすべてを新鮮に感じながら。
半年にわたり天候不良で3回の延期、4回目にしてようやく降り立っただけに感慨ひとしお。

出雲の街を抜けて国道9号線沿い、道の駅キララ多伎。
夕日が日本海に沈むとき水面をキラキラ輝かせる絶景ポイントらしい。
ここで全県走行の重要クエストである「ご当地ちいかわの入手」早くもクリア。

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1日目の目的地、石見銀山を堪能

アップダウンを繰り返し島根1日目の目的地、石見銀山へ到達。
自転車で行ける最奥からは徒歩で。「間歩(まぶ)」と呼ばれる銀採掘の坑道、縦横アリの巣のような手掘りのトンネルを散策。
採掘は湧き出る水との闘いだったらしい。全て人力のとてつもない作業、最盛期には世界の銀の産出量の3分の1を占めていたというから驚き。

そして見たかった銀の製錬所跡。まるで城跡、要塞、ラピュタ。壮観。当時の生産規模が如何程だったか伺える。もののけ姫のたたら場のように大勢の人夫が作業していたのだろう。
石垣の脇道を上までのぼってスケールを体感したり。いやぁ、、訪れてよかった。

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銀山繁栄の面影残る大森地区の町並み

石見銀山のふもと、当時採掘で賑わった大森の古い町並みを散策。観光地然としているわけでなく、今もそこに生活があってその暮らしが垣間見えて風情を感じる。

道中の店「釜野屋」に立ち寄り、冷やしぜんざいで一服。甘味がうま沁み。クロモジ茶という風味独特のお茶も美味しかった。

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出雲への復路、海沿いルートを楽しみながら

石見銀山を離れ、海沿いを出雲市方面へ。
途中、たまたま見かけた奇岩「掛戸松島」。スクっと立ち姿、頭に松の木を植生させてるのがいとをかし。

見晴らしいい高台に大砲、「手引ヶ浦台場公園」。江戸末期、外国船に備えた松江藩の復元台場らしい。おだやかな日本海がまぶしい。

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国道9号線、石見銀山へ行く途中にも立ち寄った道の駅キララ多伎に帰りも立ち寄り。

ここから見る日本海に沈む夕日が絶景とのことだったけど、今の時期(6月)の日没は遅い。
夕日を拝むにはまだ陽が高く、時間が合わなかった。それでも輝く海が充分きれいで。。

海岸沿いの道を出雲市方面へ。

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道の駅多岐キララからは日本海沿いの走りやすい道で出雲市内へ。

きれいに整った壁のような庭木を複数箇所で見かけたけど防風壁の役割だろうか?
この地方独特のものでは?おもしろい。

出雲市内、予約してた駅前の東横INNにチェックイン。自転車はホテルの外で輪行袋に収めて部屋へ。

夜ごはんは「孤独のグルメ」で出てた「餃子屋」というお店で、しそ餃子と生ビール、チャーハンを孤独に楽しんだ。店内は満員満席の繁盛ぶり。

島根旅、1日目おしまい。

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2日目以降、出雲→米子編は次回の投稿で。

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