南国情緒あふれる日南海岸沿いを北上。路面には矢羽マークも記してあり、自転車ウェルカムな空気を感じます。走っててとても気持ちのいい風景。何度も足を止めて写真を撮るので進みが遅いです。
古くから漁港として栄えた目井津(めいつ)港。正月を控えて遠洋漁業もお休みなのか、大型船が何隻も停泊していました。どの漁船も竹を立てて大漁旗を飾り付けしてあり、そういう漁師の風習があるんだなと初めて知った次第。
さらにもう少し北上して油津港。ここも古くから栄えた港町。かつては山林で産出される「飫肥杉(おびすぎ)」の集積と出荷で賑わったそう。赤レンガ倉庫は大正期に地元の豪商によって建てられたらしい。筋向かいに建つのは昭和7年築の杉村金物店。迫力ある木造三階建て。どちらも国登録有形文化財。
油津の街をはなれ、日南市街地を抜けて飫肥城へ向かいます。