和歌山県:奈良から京奈和自転車道で。編

和歌山県

和歌山編です。名古屋から近鉄電車で奈良の桜井市まで輪行、そこから石舞台古墳など明日香村の史跡をまわって京奈和自転車道で紀ノ川沿いに和歌山市へ、というルートを計画。和歌山市内で一泊して二日目は加太に寄って南大阪の市街地を通って奈良入り、スタート地点の桜井から輪行帰途へ、という予定。宿泊を伴う輪行は久しぶり、旅行気分が高まります。

スタートは近鉄の急行電車で名古屋から奈良の桜井市へ輪行して。5:30始発で伊勢中川で乗り換え、桜井までは2時間43分、8:13に到着。特急を使わず急行にしたのは少しでも安く上げたかったかったケチゴコロ。ま、乗り換え挟んだせいか意外と長くは感じなかったです。桜井駅で電車を下りて輪行解除、スタートです。

和歌山方面へ向かいがてらまずは橿原市にある藤原京跡へ。以前訪れた平城京跡と同様、広大な跡地が残されており、7〜8世紀当時に栄えたの都のスケールを感じ取ることができます。公園整備されており市民の憩いの場となっている感じ。宮殿建物の列柱が模型で再現されてました。

明日香村の石舞台古墳。7世紀初頭に築かれた蘇我馬子の墓だと言われています。本来あった古墳の盛り土が失われて剥き出しになっている国内最大の石室。飛鳥時代に天皇の補佐として時にその天皇をも凌ぐ力で国政を牛耳っといわれる蘇我氏、その勢力の大きさを伺える墓です。
ちなみに自転車は駐輪して入場料300円で入ります。自転車と一緒には撮れません。

続いて「亀石」。石舞台古墳もそうですが、この辺一体はこの亀石の他にも酒船石やら益田岩船やらの謎の巨石建造物が多いんですよね。巨石文明があったのでしょうか。で、この亀石、亀というよりはカエルと言ったほうがしっくりくるような。諸伝説ありますが用途不明なようです。

亀石を後にしてしばらくすると「聖徳太子御誕生所」の碑が立つ橘寺。彼岸花と稲穂の風景に和まされれました。この寺にも「二面石」っていう石造物があるらしいですが、もうとにかくまだここは奈良。そろそろ目的地の和歌山に向かわないと日が暮れてしまうので、いろいろ見て回りたい気持ちを抑えて明日香村を後にします。また改めてこの辺は訪れて回りたいです。

全県走行クエスト和歌山編のはずがここまでは奈良編になってしまいました。次ページはいよいよ和歌山入りです。

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